09年ボヤキ

MQ-9「リーパー(Reaper)」

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2009年12月12日

イラクに派遣されている米空軍174戦闘攻撃部隊の
運用機がF-16から、この対人無人攻撃機・リーパーに改編され、
史上初の無人戦闘攻撃部隊となったことに代表されるように、
今、何かと話題にのぼる兵器だ。

もう、時代はラプターではないのよ!

この、無人攻撃機は困ったちゃんのようで、
9月13日、アフガニスタン北部でトラブルが発生し、
コントロール不能のすえ、F-15Eに撃ち落とされたらしい。

それ以外にも、制御不能の事故を起こしているようだが、
システムエラー?操縦系統の異常?なのか、
原因はいまだに不明とのこと。

この話題を何故取り上げるかというと、
いずれは、このリーバーが

沖縄に実戦配備される可能性が高いからだ。

離島の多い沖縄の哨戒活動をジェット機でやっても、
それで補足できるものは、レーダーに写ってなんぼのもので、
海に浮かんでいるものを、視認して補足することはできない。

海に関しては、船で警備や哨戒活動をしているが、
現場に到着するまでの時間や、燃料や人員などのコスト、
攻撃を受けた場合のリスクなどの問題を
無人攻撃機のリーバーが全部解決してくれるというわけだ。

リーパーであれば、海の浮かぶ木造船だろうと、
高解像度のカメラで、誰が乗っているのかまで視認することができる。

これだけの、パフォーマンスから言えば、
米国よりは自衛隊のほうが、
リーバーの導入に本腰を入れそうな感じもする。

今まで、米軍の飛行機が沖縄で墜落したケースは、
パイロットがギリギリまで粘り、市街地を避けて落ちたことで、
被害が最小限度に抑えきれたことは、
沖縄の人間なら誰でも知っていることだろう。

だが、リーバーは無人機なので、当然そんなことはできない。
制御不能になれば、そのまま遠慮なく市街地などにも墜落する。

ラプター、ラプターと騒ぐんじゃなくて、
このリーバーの危険性を、
そろそろ沖縄の人間は知っておく必要がある。



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Posted by DJポチ at 08:09│Comments(0)09年ボヤキ
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