10年ボヤキ
知事選「県内移設が前提」
候補者選定で岡田幹事長
【東京】
民主党幹事長に就任した岡田克也氏は17日の会見で、11月の沖縄県知事選挙への党本部の取り組み姿勢について
「県連とよく相談したい。ただ、政権与党だから、内閣の基本的な方針に沿って候補者の選定は行われなければならない」と述べた。
米軍普天間飛行場移設をめぐっては、
名護市辺野古への移設推進の政府と県連でねじれが
生じているが、候補者選定には県内移設を前提とする考えを示した。
(2010年9月18日琉球新報)
11月に行われる、沖縄県知事選挙。
移設反対の宜野湾市長の伊波洋一氏、移設条件次第の再選を狙う
仲井真弘多とそれに加わるのが移設容認派の候補となるわけだが
今回、書く争点とはそれぞれの政策のことではない。
どっちみち、移設の考えは違えど、肝心の経済政策にどの候補も
大きな違いは無い
2011年度末に期限切れとなる沖縄振興特別措置法。
いわゆる沖振法を延長するか、新法を制定するかが、
新知事の一番の課題になることが決まっているから。
本土のマスコミは、普天間移設問題が争点みたいな
報道をやってばかりだが、移設までに数年かかる問題よりも
-立候補予定の伊波洋一氏-
来年に迫った沖振法が地元の人間にとっては一番重要だ
そんな難しい話は、地元のマスコミにまかせておくとして
今回書く、沖縄県知事選挙の争点とは票読みのこと。
経済政策に違いはないので、普天間移設が鍵になるが
現在有利なのは、圧倒的な移設反対派だろう。
▲かならずしも、移設反対派が有利だというわけではない▲
移設容認派の勝算が全く無いかといえば、そうでも無くて、
今でも十分逆転は可能。
移設容認派が、ある勢力を取り込めればの話だ。
まず、基地雇用者だが。
本土のマスコミが、基地雇用者を取り上げては
-再選を目指すの仲井真弘多-
米軍基地が無くなった後の、沖縄の心配ばかりをしてくれて
大変ありがたいと思う(余計なお世話なのだが)
ただ、この人達は、マスコミがこぞって取り上げるほど
選挙を左右するほどの力は無いと言ってもいい
それよりも、巨大な勢力を誇るのが、県内ゼネコンだ。
沖縄県の産業の特徴は、第三次産業(商業、サービス業)が
突出して盛んなことで、ゼネコンの下請けや関連産業や
恩恵を受ける事業者を含めても、有権者の数は、圧倒的に多い。
支持政党を持たない若い世代も多く
沖縄の選挙とは、いかにゼネコンの支持を得られるかということだ。
その県内のゼネコンは基地移設反対が主流になっている。
辺野古移設による、民主党の右往左往に翻弄され
県内ゼネコンには、うまみのない工法の採用検討や
東部海浜開発(泡瀬埋立)事業をはじめとした、
県内大型公共工事の中止など民主党は、
彼らを敵にすることを一生懸命やってきた。
ハトが政権を投げ出す時に、沖縄県民の期待を裏切ったことを
詫びていたが、党の為に詫びるべきは、ゼネコンの人達にだった
▲ゼネコンから嫌われる前原大臣▲
県内ゼネコンが影で嫌っている、民主党の議員が
国土交通大臣だった前原さんだったのだが・・・
今度は外務大臣になって、沖縄問題を担当するという
死亡フラッグともとれる、皮肉な結果だと思う
-前原外務大臣-
自民党政権の時は、沖縄のゼネコンを束ねるドンと呼ばれる
大物議員が、選挙前に必ず沖縄を訪れては
大型公共工事を約束して、票の取りまとめにはげみ、県内の
選挙に勝利していたが
民主党でこれができる人は、小沢 一郎だけだろうか
自らの政治資金問題で下手な動きが
取れない状態と、タイミングの悪さだけが目立つ
野党の自民党だが、東京のマスコミでは報道されないが
前総理大臣をはじめとした大物議員が、沖縄に来ては
水面下で活発な動きをみせている
県知事選挙でも、民主党を追い詰めたいのだろう
@eigazatudan からのツイート
11月沖縄県知事選挙の争点のまとめ






2010年09月24日

候補者選定で岡田幹事長
【東京】
民主党幹事長に就任した岡田克也氏は17日の会見で、11月の沖縄県知事選挙への党本部の取り組み姿勢について
「県連とよく相談したい。ただ、政権与党だから、内閣の基本的な方針に沿って候補者の選定は行われなければならない」と述べた。
米軍普天間飛行場移設をめぐっては、
名護市辺野古への移設推進の政府と県連でねじれが
生じているが、候補者選定には県内移設を前提とする考えを示した。
(2010年9月18日琉球新報)
11月に行われる、沖縄県知事選挙。
移設反対の宜野湾市長の伊波洋一氏、移設条件次第の再選を狙う
仲井真弘多とそれに加わるのが移設容認派の候補となるわけだが
今回、書く争点とはそれぞれの政策のことではない。
どっちみち、移設の考えは違えど、肝心の経済政策にどの候補も
大きな違いは無い

いわゆる沖振法を延長するか、新法を制定するかが、
新知事の一番の課題になることが決まっているから。
本土のマスコミは、普天間移設問題が争点みたいな
報道をやってばかりだが、移設までに数年かかる問題よりも
-立候補予定の伊波洋一氏-
来年に迫った沖振法が地元の人間にとっては一番重要だ
そんな難しい話は、地元のマスコミにまかせておくとして
今回書く、沖縄県知事選挙の争点とは票読みのこと。
経済政策に違いはないので、普天間移設が鍵になるが
現在有利なのは、圧倒的な移設反対派だろう。
▲かならずしも、移設反対派が有利だというわけではない▲

今でも十分逆転は可能。
移設容認派が、ある勢力を取り込めればの話だ。
まず、基地雇用者だが。
本土のマスコミが、基地雇用者を取り上げては
-再選を目指すの仲井真弘多-
米軍基地が無くなった後の、沖縄の心配ばかりをしてくれて
大変ありがたいと思う(余計なお世話なのだが)
ただ、この人達は、マスコミがこぞって取り上げるほど
選挙を左右するほどの力は無いと言ってもいい
それよりも、巨大な勢力を誇るのが、県内ゼネコンだ。
沖縄県の産業の特徴は、第三次産業(商業、サービス業)が
突出して盛んなことで、ゼネコンの下請けや関連産業や
恩恵を受ける事業者を含めても、有権者の数は、圧倒的に多い。
支持政党を持たない若い世代も多く
沖縄の選挙とは、いかにゼネコンの支持を得られるかということだ。
その県内のゼネコンは基地移設反対が主流になっている。
辺野古移設による、民主党の右往左往に翻弄され
県内ゼネコンには、うまみのない工法の採用検討や
東部海浜開発(泡瀬埋立)事業をはじめとした、
県内大型公共工事の中止など民主党は、
彼らを敵にすることを一生懸命やってきた。
ハトが政権を投げ出す時に、沖縄県民の期待を裏切ったことを
詫びていたが、党の為に詫びるべきは、ゼネコンの人達にだった
▲ゼネコンから嫌われる前原大臣▲

国土交通大臣だった前原さんだったのだが・・・
今度は外務大臣になって、沖縄問題を担当するという
死亡フラッグともとれる、皮肉な結果だと思う
-前原外務大臣-
自民党政権の時は、沖縄のゼネコンを束ねるドンと呼ばれる
大物議員が、選挙前に必ず沖縄を訪れては
大型公共工事を約束して、票の取りまとめにはげみ、県内の
選挙に勝利していたが
民主党でこれができる人は、小沢 一郎だけだろうか
自らの政治資金問題で下手な動きが
取れない状態と、タイミングの悪さだけが目立つ
野党の自民党だが、東京のマスコミでは報道されないが
前総理大臣をはじめとした大物議員が、沖縄に来ては
水面下で活発な動きをみせている
県知事選挙でも、民主党を追い詰めたいのだろう
Posted by DJポチ at 13:30│Comments(0)
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