ＤＪポチのボヤキ

８８年に公開された「聖闘士星矢」シリーズの
劇場公開作品第３弾。

「聖闘士星矢」は集英社の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ 』で連載され、
もはや伝説となった、ジャンプ黄金期をささえた、車田正美の漫画だ。

ジャンプの三大原則『友情、努力、勝利』をもっとも、
再現してみせた、その内容は、とにかく熱いの一言。

ＴＶが元になる劇場作はファンあってのもので、
オリジナルともなると、作りが荒くなり、作品単体として
質を落とすのが定番なのだが、

しかし、この真紅の少年伝説は
『星矢』の原作の世界観を崩すことなく物語を成立させ、
オリジナル作としての完成度が極めて高い。

特にサガと聖矢の闘いは、車田の熱く語らせる熱血が
のりうつったようで面白いし、
ＴＶよりも、アテナと聖矢の関係がすっきり整理され、
より関係がクロズアップされていることも特徴の一つだ。
その分、紫龍たち仲間がより脇役におさまっている。

ＥＤの「You are my reason to be」も名曲です。

[あらすじ]
アテナの兄、伝説の太陽神アベルが復活。
地上世界を神々の手に委ねるため、大洪水を起こして
人類を粛清することを目論む。

それを阻止せんとしたアテナ・城戸沙織は、
逆にアベルの手により死の国へ墜とされてしまう。

アテナを救うために聖域の禁断の地ディグニティヒルに
乗り込む星矢たちだが、彼らの行く手を十二宮戦で死んだはずの
サガたち黄金聖闘士、そして神話の時代からアベルを守る
コロナの聖闘士たちが阻む。
かつてない強敵を迎え、星矢たちの最大の激戦が始まる。

「ペガサス幻想(ファンタジー)」　ＴＶ版　ＯＰ


「You are my reason to be」真紅の少年伝説　エンディング曲