ＤＪポチのボヤキ

今年のアカデミー賞は、日本のダブル受賞ですね
『おくりびと』と『つみきのいえ』おめでとう

日本のダブル受賞は１９５５年に
『地獄門」が名誉賞（外国語映画賞）と衣装賞を受賞して以来
５４年ぶり２度目の快挙

映画の話題を書いているブロガーとしては
この快挙と興奮でうれしくてたまらない
日陰だったのが急に日を浴びた感じで、元気ハツラツになった

『映画雑談サークル』のメンバーも大喜びだったのかな！

ニュースも映画の話題が多かったので
最近のつまらんＴＶよりも面白かったです

今年のアカデミー賞で気になったのが
全米映画歴代興行収入第２位の記録を樹立した
『ダークナイト』が主要な賞レースから外されたこと
（ちなみに１位は『タイタニック』です）

これには、全米でもブーイングがでたそうですが
ヒース・レジャーの助演男優賞と音響編集賞だけと
結果は寂しいものになりました

日本アカデミー賞で１０冠の『おくりびと』は
０９年１月発表の日本興行収入（０８年度）で
１１位とアカデミー賞がなくても大ヒットしています

１位は断トツで『崖の上のポニョ』なんですが
ご存知のようにアニメーションです

劇画で現在１位の作品をご存知でしょうか？

そう、『花より男子ファイナル』です

ちなみに日本アカデミー賞へのノミネートはなく
評論家からは、完全に見捨てられました

観客が観たい作品と、評論家が評価したい作品との
隔たりを感じることが多くなりましたが

逆に言えば、興行成績と受賞の両方で評価された
『おくりびと』は安心して観られる作品

それから日本のお家芸でもある、アニメですが
『スカイ・クロラ』の押井守監督と
『ストレンヂア　無皇刃譚』の世界的に有名な
アニメ・スタジオのボーンズは予選で敗れました

邦画ナンバー１のヒット作『崖の上のポニョ』は
全米公開前なので参加すらしていなかったのですが

ディズニー／ピクサー最高傑作と言われ
今年の長編アニメ賞を受賞した『ウォーリー』と競ったら
まず間違いなく、負けていたと思っています

それゆえに、短編アニメ『つみきのいえ』の受賞は
アニメ大国日本の意地と底力をみせつけた快挙

加藤監督は映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズで知られる
映像製作会社ROBOTに務めている人です

カンフー・パンダのポーの「クニオ・ケイトー（加藤）」が
とても、かっこよく聞こえましたが
「サンキュー・アニメーション」は
尊敬や敬意を感じさせてくれる言葉に聞こえました

第８１回アカデミー賞の結果はこちらで確認して下さい