08年ボヤキ

沖縄米軍撤退

Yahoo!ブックマーク Delicious  Buzzurl  RSS1.0に追加 RSS2.0に追加 

2008年12月23日

米国の新大統領に選ばれた
民主党のバラク・オバマ上院議員が生まれる

2010年に日米安全保障条約は50周年を迎えるが
オバマ氏の大統領在任中に訪れる節目を機に
日米同盟を「再定義」する動きが始まっている

まず閣僚に、親日派と呼ばれる人の多いことが
「新安保宣言」を目指そうという動きそのものの

イラク戦争、アフガニスタンでのテロとの戦いで疲弊し
金融危機で経済面でも深い傷を負った米国は
「唯一の超大国」のパワーを失いつつある

安保面での協力強化策こそ、オバマ氏が望むことであり
もっとも頭を痛めていることが
自衛隊の海外派遣に関する、日本国憲法の制約と
日本の世論の動向ということになる

ねじれ国会の混乱が続く現状では
日本の政治力に期待するわけにもいかず
外圧を強めることが、基本スタンスとなる

外圧のシナリオの中で
もっとも、日本国に衝撃を与えることがらとは
何かを考えた時に意外とありえるのが
沖縄米軍撤退ではないかと思う

オバマ氏が沖縄米軍撤退を発表すれば
国防問題に対しての日本人の危機感を煽り
憲法改正への動きを、後押しすることになるし
日米安保条約の見直しも加速する

沖縄の米軍基地で生活をしている
人達にとっては涙目になるだろうが

その一部の声を代表して
沖縄県知事が
「早急な、米軍基地の全面返還を歓迎しない」と
発言しないどうか心配になる

オバマ氏は、沖縄米軍撤退を発表したとしても
戦略上、実際に行動にうつす必要はない

あくまでも、日本国への外圧なのだから
その公約を実行しなくてもいいわけだし
日本政府に説得されたからと言って、やめてもいいわけだ

ちゃんとそこまで予測して
沖縄県知事と側近たちは冷静な行動と発言を
しなくてはいけない

少なくとも、沖縄に主導権がない以上は
「全沖縄県民は、大歓迎していると」
嘘でもいいから、大喜びしていればいい

一番最悪なのは、弱みをさらけだすことであって
県庁の動きによっては、基地整理縮小に対する
足枷にも、のちのちなりかねない

「変革の人」オバマ氏なら
本当に米軍徹底もありえるかも知れないけど

沖縄へ米軍を置いておきたいのは
米国ではなく、日本なのだから
最後は中央の人達が、必死になって
大金を使ってでも阻止するに決まっている

米国と日本、両者のやり取りの結果を
沖縄は黙って受け入れるしかないと思う

★blogランキングに参加中!
  この記事が参考になればポチッとお願いします (^^♪

■この記事を評価して、関連の人気記事もチェック!
★★★★(素晴らしい)
★★★☆(すごい)
★★☆☆(とても良い)
★☆☆☆(良い)
by TREview


08年映画雑談の記事一覧
 新旧映画の話題・批評・感想・雑談を残さずチェック
07年映画雑談の記事一覧(162)
 新旧映画の話題・批評・感想・雑談を残さずチェック
06年映画雑談の記事一覧(58)
 新旧映画の話題・批評・感想・雑談を残さずチェック




沖縄米軍撤退



同じカテゴリー(08年ボヤキ)の記事

Posted by DJポチ at 00:58│Comments(0)08年ボヤキ
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
    
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。